4月 15

Webサービスが流行るか否かに担当者の情熱は大きく関わっていますが、情熱があるから必ず流行る訳ではありません。情熱がなければ必ず流行らないと言えるだけです。では実際に流行るかどうかは何で決まるのでしょうか。

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via Panama Business 2 on Flickr – Photo Sharing!

 

正直に言って、運やタイミングなど超自然的要素が大きく関わっているとさえ思えます。どれだけ良いと思えるサービスをリリースしたところでユーザの心に響かないケースは多々ありますし、逆に何となく作った物が爆発的にヒットすることもあります。

もちろん、流行らせるための仕組みなどは考えるのですが、それが本当に流行るかどうかは全くの未知数です。たまたま大きなサイトのプレスリリースに重なってしまい、パブリッシュが全く効果なく終わったら、悲惨なことになります。

そう考えるとプランニング時点で収益モデルを策定することは大事ですが、収益分岐点などは全くの未知数と考えた方が良さそうです。考えたとしても、実際にその通りになる可能性は低いからです。

ではそうした現状を踏まえて、どういう対処法が考えられるでしょうか。

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4月 15

以前、収益をあげる手段についてはまとめましたが、次は収益を上げない(または考えない)状態でのWebサービス立ち上げの目的についてです。ここではWebサービス単体で収益をあげない場合を想定します。

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via on Flickr – Photo Sharing!

 

営業窓口として

これは基本だと思います。企業サイトの大半はこれだと思います。

ブランディング

ブランディングのためにWebサイトを立ち上げる場合は、企業イメージを変えていくためであったり、情報を流したい相手を集めるために旗を立てる目的が多いです。

SEOのため

あまり褒められたものではありませんが、ある目的に合わせたサイトを乱立させ、そこからリンクを貼ることでSEO上の目的に役立てるものです。

調査目的

ある目的のサイトを立ち上げるにあたり、ニーズがどれくらいあるのかを測定するために使います。簡易的なブログやCMSの形式を取ることが多いです。

ラボ

技術者向けの情報や、自分たちの技術力を外部にアピールする目的で運営します。本業サイトに適用する前の実験や実験的サービス立ち上げの場としても利用されます。

社長ブログ含む企業ブログ

IRやラボなどの目的で運営されます。

オープンソース

企業内の技術力アピールをさらに進め、マーケティング目的やそこからのサポート、カスタマイズ要件で仕事を獲得したい等の意図があります。

買収待ち

人気のあるサービスを立ち上げて、大手企業による買収を待ちます。海外のスタートアップに多いですね。

ここまではおおよそ企業向けですが、さらに個人の場合が入るとパターンが増えます。

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4月 15

日本の場合、アメリカとは事情が異なり、近くのお店でもまだまだものが購入できる。CD1枚買うのに車に乗ってしばらくいくとか、郊外のウォールマートまで車で行く、なんてことをしなくとも物が手に入る場所はすぐ近くにある。

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via Sorry We’re Closed on Flickr – Photo Sharing!

 

もちろん、地方に住んでいる場合はそう単純にはいかないだろうが、ECサイトの主な顧客は人口比率的にいっても、大都市に集中しているだろう。ECサイトのライバルはまだまだリアル店舗だ。

そのリアル店舗にとって、ネットは敵だろうか。少なくともECサイトはライバルかも知れないが、ネットは敵ではない。むしろ強力な味方になり得る。そのために必要なのは、精密な在庫管理機能と、バックオフィスとインターネットの連携だ。

ネットの特性を活かす場合、オリジナルの商品よりもナショナル商品の方が良い。書籍はその最たるものだろう。書店の在庫をネット上に公開することで、会社帰りの人がすぐに書籍を手にできるようになる。コンビニで販売している商品もあると分かっていれば、買いやすくなる。

他にもワインや家電、薬などが向いているかも知れない。販売はむろん、リアル店舗で行う。在庫管理を厳密化し、それをネット上に公開するだけだ。それだけで店舗に訪れるまでもなく在庫が分かり、購入に至るケースが増えるのではないだろうか。酒屋なども良いかも知れない。販売を行わなければ薬事法などにはかからないはず(ここは不安要素。要調査)。

もう一度書いておく。ECサイトはライバルかも知れないが、ネットは敵じゃない。むしろその特性をいかし、リアル店舗に集客するツールとして役立てるべきだ。

4月 14

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via Amazon + Ajax + Tag Cloud on Flickr – Photo Sharing!

 

最近のECサイトはあまりに面白くない。それはなぜか。

  • 価格勝負になっている
  • 注文後発注の増大による納期長期化
  • 商品情報がどこも似たり寄ったり
  • 商品リスト、ショッピングカートのシステムがどれも同じようなもの

ということで、各社それぞれの特徴というのが見えないのが原因です。楽天やYahooのようなモール形式によるサイトの形式化はその骨頂とも言えるかも知れません。99年〜2000年くらいのECサイトが出始めのころ、Amazon.comで注文し、本当に商品が届いた時の感動が既になくなってしまっています。

どこも似たようなもので特徴がないために価格勝負になってしまっています。さらに価格コムやその他の価格比較サイトの台頭によってその傾向が強くなっています。 粗利の低い中で販売を行うため、追加の投資もできず、商品の在庫コストを抑えるために注文後発注のカタログサイトになり、ユーザの満足度が低くなる…悪い方向にスパイラルが走っています。

では、当初のころのECサイトを取り戻すにはどうしたら良いのでしょうか。

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4月 14

かつて、英語圏(あえてアメリカのみならず)のWebサービスは日本よりも数年進んでいると言われていました。現在は各種オープンソース、ライブラリ、情報源の発達によって、そこまでは遅れていないと思います。ただ、それは表面的なサービスだけで、それでも一年は遅れているのが実情です。

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via Love on Tehran`s Roof on Flickr – Photo Sharing!

 

社会的な仕組みにまで踏み込むと、やはり数年は遅れています。そして何より問題なのは、海外のサービスを模倣しただけのサービスが数多く存在することです。

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4月 11

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via variation on Flickr – Photo Sharing!

 

先日、やらないことリスト(Not todo)が流行りました。やらなくとも良いもの、やらないことをリストアップすることで、逆にすべきことを明確にする効果があります。

同様に、Webサービスにおける消せるものリスト(Not need)を考えてみます。

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4月 11

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via Red #4 on Flickr – Photo Sharing!

 

今更感もあるのですが、日経ビジネス2008.1.7号の岡田武史氏×平尾誠二氏の対談の中で、私が常に人にいっていることと同じ内容がありました。

岡田 …欧州などのトップレベルに比べてフィジカル面が劣ると書かれている。その差は同じ方法で追いかけている限り、いつまで経っても縮まらない。それなら、別な道と言うか、日本人にしかできないやり方があるんじゃないかと思うんだよ。…

平尾 …だから、この後を追いかけていっても絶対に勝てっこない。独自性とか、彼らにない常識感とか、こういうものを加えて強化していかないと勝てないですよ

Webサービスを作る中では特に勝ち負けが明確にある訳ではないので、単純に比較できるわけではないのですが、私見ではどうせWebサービスを作るのであれば世界を相手にできるもの、さらにそこに日本人ならではの仕組みを組み入れて欲しいと考えています。フィーリング的なものなので、人に言ってもあまり理解はされないのですが。

では日本人らしさというのは何なのかについては以下にて。

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4月 10

例えば未ログイン状態では機能せず、ログインしてはじめて機能するものがあるとします。ブログ記事を編集するためのリンクや、Twitterでフォローするための機能などです。未ログイン状態からそうしたものを見せてしまうと、ユーザを混乱させる可能性があります。なので、ログイン前と後の判断をして、表示/非表示を切り替えているサイトが多いです。

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via I Know Who Dies! on Flickr – Photo Sharing!

 

が、ここで逆説的に考えてみます。あえて表示しておくメリットです。そして、個人的には予め表示しておく方が良いのではないかと思っています。

その理由は以下より。

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4月 9

Webサービスにおいてコンセプトは重要です。また、このコンセプトは一番最初に決められるべきものです。全ての作業はコンセプトを軸にして行い、そこから外れないように注意深く決めていく必要があります。

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via Share This Icon Concept #1 With Peers on Flickr – Photo Sharing!

 

コンセプトは端的で分かりやすく、誰でも理解できるものが理想です。後付けで決めたり、変化していくといい結果に結びつきません。

大抵、こうしたことは誰でも理解してくれるのですが、実際のプロジェクトでは明言されることはあまりありません。何となく雰囲気で伝わるだろう的な感覚だけで共有されてしまっています。熟したプロジェクトではそのような形でも良いのですが、新しいサービスを立ち上げようとする中ではお勧めできません。コンセプトは明言すべきです。そうしないとどういう基準で、誰をターゲットにサービスを開発すれば良いのか曖昧になってしまいます。

ではどういったことをコンセプトにすれば良いのでしょうか。

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4月 7

OpenIDが日本で普及するかどうか。RSSがなぜ普及しないのか。ごく簡単に言えば、どちらも横文字だから普及しないだろうというのが持論です。Blogが流行ったのは、ブログという片仮名表記が三文字で気持ちよかったから。また、日本人特有の略して言うのに「モバイル+ブログ=モブログ」というのがちょうど語感が良く、携帯文化ともマッチしたからでしょう。Web Diary → ウェブダとか言っても流行らなかったでしょうね。

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via IMG_6879.jpg on Flickr – Photo Sharing!

 

ということで、サービスを開発する際にネーミングセンスというのは非常に重要です。ネーミングセンスだけでサービスが流行るかどうかが決まると言っても過言ではないくらい。Webサービスはすぐに模倣できるので、同じようなサービスが二つあった時に、初見での面白そうな感じ、サービスの流行度、そしてネーミングは重要な要素です。

では日本語圏向けにサービスを提供する場合のネーミングはどのようにするべきでしょうか。

  • 分かりやすい、そして覚えやすい
  • ひらがなで書ける。横文字は使わない(使ったとしても中学生レベルの英単語のみ)
  • 略せる。または別名が考えつく

などが大事かと思います。もちろんこれはターゲットユーザ層によっても変わります。アクティブシニアを対象に老とか、健康とかそういったイメージを与える言葉は危険です。むしろ旅行、遊び、海、太陽などの言葉を連想できる物の方が良いでしょう。

格好いいイメージを、なんて理由で横文字を並べるケースが多いですが、それは罠にもなります。ユーザにとって必要なのは安心感です。心にすっと入ってくるサービスほど好まれるというのを忘れないでください。

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