4 月 15

日本の場合、アメリカとは事情が異なり、近くのお店でもまだまだものが購入できる。CD1枚買うのに車に乗ってしばらくいくとか、郊外のウォールマートまで車で行く、なんてことをしなくとも物が手に入る場所はすぐ近くにある。

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via Sorry We’re Closed on Flickr - Photo Sharing!

 

もちろん、地方に住んでいる場合はそう単純にはいかないだろうが、ECサイトの主な顧客は人口比率的にいっても、大都市に集中しているだろう。ECサイトのライバルはまだまだリアル店舗だ。

そのリアル店舗にとって、ネットは敵だろうか。少なくともECサイトはライバルかも知れないが、ネットは敵ではない。むしろ強力な味方になり得る。そのために必要なのは、精密な在庫管理機能と、バックオフィスとインターネットの連携だ。

ネットの特性を活かす場合、オリジナルの商品よりもナショナル商品の方が良い。書籍はその最たるものだろう。書店の在庫をネット上に公開することで、会社帰りの人がすぐに書籍を手にできるようになる。コンビニで販売している商品もあると分かっていれば、買いやすくなる。

他にもワインや家電、薬などが向いているかも知れない。販売はむろん、リアル店舗で行う。在庫管理を厳密化し、それをネット上に公開するだけだ。それだけで店舗に訪れるまでもなく在庫が分かり、購入に至るケースが増えるのではないだろうか。酒屋なども良いかも知れない。販売を行わなければ薬事法などにはかからないはず(ここは不安要素。要調査)。

もう一度書いておく。ECサイトはライバルかも知れないが、ネットは敵じゃない。むしろその特性をいかし、リアル店舗に集客するツールとして役立てるべきだ。

4 月 14

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via Amazon + Ajax + Tag Cloud on Flickr - Photo Sharing!

 

最近のECサイトはあまりに面白くない。それはなぜか。

  • 価格勝負になっている
  • 注文後発注の増大による納期長期化
  • 商品情報がどこも似たり寄ったり
  • 商品リスト、ショッピングカートのシステムがどれも同じようなもの

ということで、各社それぞれの特徴というのが見えないのが原因です。楽天やYahooのようなモール形式によるサイトの形式化はその骨頂とも言えるかも知れません。99年〜2000年くらいのECサイトが出始めのころ、Amazon.comで注文し、本当に商品が届いた時の感動が既になくなってしまっています。

どこも似たようなもので特徴がないために価格勝負になってしまっています。さらに価格コムやその他の価格比較サイトの台頭によってその傾向が強くなっています。 粗利の低い中で販売を行うため、追加の投資もできず、商品の在庫コストを抑えるために注文後発注のカタログサイトになり、ユーザの満足度が低くなる…悪い方向にスパイラルが走っています。

では、当初のころのECサイトを取り戻すにはどうしたら良いのでしょうか。

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4 月 14

かつて、英語圏(あえてアメリカのみならず)のWebサービスは日本よりも数年進んでいると言われていました。現在は各種オープンソース、ライブラリ、情報源の発達によって、そこまでは遅れていないと思います。ただ、それは表面的なサービスだけで、それでも一年は遅れているのが実情です。

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via Love on Tehran`s Roof on Flickr - Photo Sharing!

 

社会的な仕組みにまで踏み込むと、やはり数年は遅れています。そして何より問題なのは、海外のサービスを模倣しただけのサービスが数多く存在することです。

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4 月 11

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via variation on Flickr - Photo Sharing!

 

先日、やらないことリスト(Not todo)が流行りました。やらなくとも良いもの、やらないことをリストアップすることで、逆にすべきことを明確にする効果があります。

同様に、Webサービスにおける消せるものリスト(Not need)を考えてみます。

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4 月 11

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via Red #4 on Flickr - Photo Sharing!

 

今更感もあるのですが、日経ビジネス2008.1.7号の岡田武史氏×平尾誠二氏の対談の中で、私が常に人にいっていることと同じ内容がありました。

岡田 …欧州などのトップレベルに比べてフィジカル面が劣ると書かれている。その差は同じ方法で追いかけている限り、いつまで経っても縮まらない。それなら、別な道と言うか、日本人にしかできないやり方があるんじゃないかと思うんだよ。…

平尾 …だから、この後を追いかけていっても絶対に勝てっこない。独自性とか、彼らにない常識感とか、こういうものを加えて強化していかないと勝てないですよ

Webサービスを作る中では特に勝ち負けが明確にある訳ではないので、単純に比較できるわけではないのですが、私見ではどうせWebサービスを作るのであれば世界を相手にできるもの、さらにそこに日本人ならではの仕組みを組み入れて欲しいと考えています。フィーリング的なものなので、人に言ってもあまり理解はされないのですが。

では日本人らしさというのは何なのかについては以下にて。

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4 月 10

例えば未ログイン状態では機能せず、ログインしてはじめて機能するものがあるとします。ブログ記事を編集するためのリンクや、Twitterでフォローするための機能などです。未ログイン状態からそうしたものを見せてしまうと、ユーザを混乱させる可能性があります。なので、ログイン前と後の判断をして、表示/非表示を切り替えているサイトが多いです。

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via I Know Who Dies! on Flickr - Photo Sharing!

 

が、ここで逆説的に考えてみます。あえて表示しておくメリットです。そして、個人的には予め表示しておく方が良いのではないかと思っています。

その理由は以下より。

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4 月 9

Webサービスにおいてコンセプトは重要です。また、このコンセプトは一番最初に決められるべきものです。全ての作業はコンセプトを軸にして行い、そこから外れないように注意深く決めていく必要があります。

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via Share This Icon Concept #1 With Peers on Flickr - Photo Sharing!

 

コンセプトは端的で分かりやすく、誰でも理解できるものが理想です。後付けで決めたり、変化していくといい結果に結びつきません。

大抵、こうしたことは誰でも理解してくれるのですが、実際のプロジェクトでは明言されることはあまりありません。何となく雰囲気で伝わるだろう的な感覚だけで共有されてしまっています。熟したプロジェクトではそのような形でも良いのですが、新しいサービスを立ち上げようとする中ではお勧めできません。コンセプトは明言すべきです。そうしないとどういう基準で、誰をターゲットにサービスを開発すれば良いのか曖昧になってしまいます。

ではどういったことをコンセプトにすれば良いのでしょうか。

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4 月 7

OpenIDが日本で普及するかどうか。RSSがなぜ普及しないのか。ごく簡単に言えば、どちらも横文字だから普及しないだろうというのが持論です。Blogが流行ったのは、ブログという片仮名表記が三文字で気持ちよかったから。また、日本人特有の略して言うのに「モバイル+ブログ=モブログ」というのがちょうど語感が良く、携帯文化ともマッチしたからでしょう。Web Diary → ウェブダとか言っても流行らなかったでしょうね。

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via IMG_6879.jpg on Flickr - Photo Sharing!

 

ということで、サービスを開発する際にネーミングセンスというのは非常に重要です。ネーミングセンスだけでサービスが流行るかどうかが決まると言っても過言ではないくらい。Webサービスはすぐに模倣できるので、同じようなサービスが二つあった時に、初見での面白そうな感じ、サービスの流行度、そしてネーミングは重要な要素です。

では日本語圏向けにサービスを提供する場合のネーミングはどのようにするべきでしょうか。

  • 分かりやすい、そして覚えやすい
  • ひらがなで書ける。横文字は使わない(使ったとしても中学生レベルの英単語のみ)
  • 略せる。または別名が考えつく

などが大事かと思います。もちろんこれはターゲットユーザ層によっても変わります。アクティブシニアを対象に老とか、健康とかそういったイメージを与える言葉は危険です。むしろ旅行、遊び、海、太陽などの言葉を連想できる物の方が良いでしょう。

格好いいイメージを、なんて理由で横文字を並べるケースが多いですが、それは罠にもなります。ユーザにとって必要なのは安心感です。心にすっと入ってくるサービスほど好まれるというのを忘れないでください。

4 月 7

日本ではまだまだ少ないのですが、海外ではWeb APIについてもどんどん双方向性が進んでいます。フィードを配信する、独自のXMLやJSONでデータを受け取れるようにするだけではなく、データを登録、更新、削除するのもWeb APIから可能になっています。

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via Blue Keyboard on Flickr - Photo Sharing!

 

日本ではまだまだ囲い込みの意識が強く(囲い込みになっているかどうかは別として)、サービスを外部から変更できることに対する抵抗が少なくありません。そのため、データを外部に公開する=Web APIであるという意識が根底にあります。これはWeb APIの第一人者でもあるAmazonやGoogleの初期段階におけるWeb APIが内部データの外部公開にあったからということもあります。

が、本来のWeb APIとはアプリケーションインタフェースのことであり、I/Oを決めたものではありません。また、最近の海外で見られるWebサービスはサービスのローンチと同時にWeb APIを公開し、さらに出力のみならず入力もWeb API経由で行っています。

これがどういった競争力を生み出すかというと、入力インタフェースを公開することで、サービス提供企業が考えているよりももっと手軽で便利なインタフェースがマッシュアップによって開発される可能性があります。が、それは全く問題ではありません。内部データの増大はコンテンツの増大を意味しますので、さらにユーザを引きつける原動力になります。その意味では、出力系のWeb APIよりも、入力系のWeb APIに力を入れるべきです。

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4 月 4

企業がWebサービスを提供するということはビジネスなので、収益を上げる必要があります。その際の方法として考えられるものをリストアップしてみました。

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via $5700 on Flickr - Photo Sharing!

広告

これは基本ですね。PVを集めてそこに広告を打つ方法です。広告代理店またはダイレクト取引で出稿主を集めます。この場合、サイトにおけるターゲット層が明確になっている必要があります。(例:Yahoo、Google、mixi、各新聞社サイトなどなど)

物販(Eコマース)

これも基本的な方法です。物を売る代わりにお金をもらいます。(例:Amazon、HMVなど)

デジタルデータ販売

これはネットならではですね。ダウンロード販売や、iTMSなどです。(例:Vector、Amazon MP3、iTMSなど)

ホスティング

VPSや共用サーバ、専用サーバと言ったサービスです。これらは初期費用+月額費用、場合によっては転送料によって構成されます。(さくらインターネット、各種ホスティングサービスなど)

プレミアム会員

これは何らかの特典をつける代わりに月額費用などでお金を徴収するサービスです。(例:ニコニコ動画、Yahooプレミアム、Napster、ぽすれん、Google Appsなど)

手数料ビジネス(マーケットプレイス)

これは利用者間で発生する取引において、一部をサービス手数料として徴収するものです。ちょっと形式は異なりますが、金融系の手数料もこの中に含んで考えていいと思います。(例:Yahoo!オークション、Amazonマーケットプレイスなど)

アフィリエイト

広告の積極的版とも言えます。広告に関連づいた情報を提供することで、広告を結果に結びつけやすくします。

ドロップシッピング

2006年くらいから登場したビジネス形態です。サービス提供側は商品を用意し、発送、収支を行います。販売は登録ユーザに任せます。アフィリエイトに似ていますが、売価が登録ユーザに任せる点が異なります。

トランザクション

利用度に応じて金額を支払う形式です。利用しなければ課金はされませんが(基本料はない)、利用すれば課金が発生します。(Amazon EC2、Amazon S3など)

SaaS

過去においてはASP型と呼ばれていた形式です。Webアプリケーション化の波をうけて、さらにWeb上で完結できる形式になってきています。(Salesforceなど)

ドネーション

Paypalなどを通じた寄付です。日本ではあまり多く見かけませんが、海外ではフリーウェア、オープンソース・ソフトウェアに対するドネーションはよく見られます。(各種ソフトウェア、Wikipediaなど)

ではこれらの中で、最もビジネスとして有効なのはどれになるでしょうか。

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