囲い込み戦略をとらない2.0系サービスで囲い込みが有効な理由

囲い込みしないのに、囲い込む…矛盾しているような気もしますが、実際そうなっているケースが多いです。2.0系のサービスのYoutube、Wikipedia、Facebook、digg.com、Googleドキュメント、twitter、Flickr、del.icio.usなど様々なサービスがありますが、これらはデータをどんどん公開し、Web API等を通じてたのアプリケーションと組み合わせられるようにする、ユーザ登録をせずともある程度楽しむことができるなど、それまでのWebで当たり前になっていた囲い込み戦略を殆どとっていません。

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via Jackson’s Haircut on Flickr – Photo Sharing!

 

が、二番手、三番手のサービスとは大きく差を広げてサービスを展開しています。これは先駆者有利もありますが、それ以外の理由もありそうです。詳細は以下にて。

まず大事なのが、できるだけ手軽に利用できるという点です。そこには従来のPVを増やせば…的な考えはありません。実際、twitter等専用のアプリケーションを通じて利用し、Webの画面は殆どみないという人も多いのではないでしょうか。

また、Youtubeも閲覧するだけの人にとっては、ブログやその他の紹介サイト等で見るだけで、Youtube自体を強く意識することはないかも知れません。この方法を使う場合、PVというのは殆ど意味がなくなってきます。

そしてPVを気にしないことによって、ユーザにどれだけ手軽にストレスフリーに使ってもらえるかを追求できるようになります。野暮ったい画面はなし、何度もクリックさせる必要もなし、シンプルにユーザの要求を達成できるような仕組みを考えられるようになります。

その好循環が生まれるようになると、ユーザはよりシンプルで使い勝手の良いサービスを利用するようになります。さらにUGM(ユーザ・ジェネレーティッド・メディア)がベースになっているため、ユーザの登録したコンテンツが価値を生み出していきます。ユーザにとっては多数のデータを移動させるコストが徐々に増大していくことになり、いつしか同じサービスだけを使い続けることになります。

つまりオープンにする(PVを気にしない)→ユーザにとって使いやすい仕組みを提供→コンテンツが増える→ユーザが固定化する、という循環になります。PVやUUといった指標の中だけで判断していると、このスパイラルが生み出せません。そしてその中でどうビジネスとして考えていくかが重要になってきます。

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