日本ではまだまだ少ないのですが、海外ではWeb APIについてもどんどん双方向性が進んでいます。フィードを配信する、独自のXMLやJSONでデータを受け取れるようにするだけではなく、データを登録、更新、削除するのもWeb APIから可能になっています。
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日本ではまだまだ囲い込みの意識が強く(囲い込みになっているかどうかは別として)、サービスを外部から変更できることに対する抵抗が少なくありません。そのため、データを外部に公開する=Web APIであるという意識が根底にあります。これはWeb APIの第一人者でもあるAmazonやGoogleの初期段階におけるWeb APIが内部データの外部公開にあったからということもあります。
が、本来のWeb APIとはアプリケーションインタフェースのことであり、I/Oを決めたものではありません。また、最近の海外で見られるWebサービスはサービスのローンチと同時にWeb APIを公開し、さらに出力のみならず入力もWeb API経由で行っています。
これがどういった競争力を生み出すかというと、入力インタフェースを公開することで、サービス提供企業が考えているよりももっと手軽で便利なインタフェースがマッシュアップによって開発される可能性があります。が、それは全く問題ではありません。内部データの増大はコンテンツの増大を意味しますので、さらにユーザを引きつける原動力になります。その意味では、出力系のWeb APIよりも、入力系のWeb APIに力を入れるべきです。
入力系のWeb APIは、CGM系のサイトで特に威力を発揮します。Twitter、動画投稿サイト、ブログ、ブックマーク、写真共有などなど、Web2.0系と呼ばれるサイトでは大抵、入力系のWeb APIを提供しています。が、日本ではあまり見られません。
CGMは、コンテンツを集めてそれで集客、広告で稼ぐというモデルで考えるとこうした形式になりやすいようです。コンテンツをユーザから集うことでコストを下げようと言うのであれば、全くの失敗例です。むしろコンテンツを集めやすい、ユーザが投稿しやすいインタフェースを提供し続けることで、コンテンツの拡充のはかり、結果として集客効果を得られると考える方が自然です。
そのためにはサービス単体で全ての機能を提供するのではなく、Web APIを通じたデータを収集を考えてみてほしいと思います。
